944 GTP  (1981)


1981年9月にフランクフルト・モーターショウでの発表を控えた944のプロモーションのため、ポルシェは1981年のルマンに944のGTPバージョンを送り込みました。カーナンバー#1の944GTPは、Walter Röhrl 、Jürgen Barthらがステアリングを握り、クラス優勝、総合でも7位を記録しました。

944GTPに搭載された新型の2,478㏄、4気筒16バルブのターボエンジンは、”944 Le Mans”と名付けられ、電子制御されたメカニカル・インジェクション、大型のインタークーラーにより410馬力を発生、950kgの軽い944GTPは300km/hでミュルサンヌを駆け抜けました。”944 Le Mans”はポルシェのレーシング・ユニットでは初めてフル電子制御を採用したエンジンとなりました。


この作品はハセガワ(Hasegawa)1/24のキットを改造したものです。バンパーや前後フェンダーを中心に手を加え、フロント以外のウィンドウは塩ビ板で製作、内装ではロールケージをはじめバケットシートやダッシュボートなどを新造、自作のデカールで1981年のルマンやIMSA で活躍した車両に仕上げてみました。